40代、50代からの英語学習、なかなか思うように学習が進まず、落ち込んでしまうこともありますよね。

そんな落ち込んでしまったり、諦めそうになってしまった方へ、40代から英語学習を始めた「渡辺謙」さんの英語学習法についてご紹介します。

渡辺謙さんと言えば、「伊達政宗」「硫黄島からの手紙」など、多くの作品で、圧倒的な存在感とダンディな雰囲気で、魅了されてきましたよね~。

そして、「ラストサムライ」「SAYURI」「バットマン ビギンズ」など、海外の映画にも出演し、インタビューで話す、あの流暢な英語に驚かされた方は多いのではないでしょうか?

そんな英語ペラペラな渡辺謙さんですが、なんと、私達と同じ40代から英語学習を始めたそうです!それまでは、ほぼ英語は話せなかったといいます。

今まさに、中高年世代!渡辺謙さんは、どのように英語を学習され、あのように流暢な英語が話せるようになったのか、とっても気になりますよね!

渡辺謙さんの英語学習方法をまとめましたので、参考にしてください。

渡辺謙氏の英語学習法とは?

英語を始めるきっかけは、皆さんもご存知「ラスト・サムライ」。
あの映画に出演する為に、英語を始めたというから、覚悟と決断は素晴らしいですよね!

一度は「ラスト・サムライ」のオファーを断ったものの、出演する事を決め、いざ!英語の勉強を始めたのが、43歳です。英語をいちから初めて、しかもハリウッド映画に出る事ができる英語を手に入れるなんて。。。まずはこの覚悟から学ばなければいけませんね。(笑)

「ドラマ・メソッド(R)」ってどんな学習法?

渡辺謙さんの学習方法は、「ドラマ・メソッド(R)」というもの。

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「ドラマ・メソッド(R)」とはどのような学習法なの?

言葉から「演劇のような会話形式で練習するのかな」と、何となくイメージは湧きますね。でも、「ドラマ・メソッド(R)」は、ただ自分1人でセリフを覚えて、発声しておしまいではありません。

ドラマのように会話のキャッチボールをする必要があるんです!

相手から返ってくる会話や心情を理解し受け止め、自分と周りにいる人達とのコミュニケーションを意識しながら、ジェスチャーを含めて返答します。相手の返答に共感したり、役になりきりながら会話をする必要も出てきます。

ちょっと難しそうですね(笑)

「ドラマ・メソッド(R)」の7つのstep

訓練には7つのSTEPがあり、まずは単語表現の練習から始まり、最終的には、自分の言葉で考え発表出来るようになる事を目指すそうです。

ドラマ・メソッドの7つのstep
  • 1. ウォーミングアップ
  • 2. 英語の発声と発音強化
  • 3. 文法事項をゲームで再確認
  • 4. 会話のキャッチボール練習
  • 5. 同じ対話文を異なる状況設定で実践
  • 6. 即興力の実践(英語でアドリブしながらの実践)
  • 7. 習った表現を自分の言葉にして発表

 

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まさに、訓練ですね!しっかり段階を踏んで、訓練をおこなっていくのね。

※ 「ドラマ・メソッド(R)」は、MLS(モデル・ランゲージ・スタジオ)の登録商標です。

渡辺謙さんの英語漬け生活!指導者、奈良橋陽子さんとは?

俳優である渡辺謙さんには、仕事と関連付けられたようなぴったりの訓練方法ですね。

渡辺謙さんは、俳優への語学指導を行っている「奈良橋陽子」さんの指導によって、一日数時間、このレッスンを受けたといいます。つきっきりです!

まさに英語漬けの日々、こうして日々英語力をレベルアップされていったのでしょうね。

この訓練を日本に導入した「奈良橋 陽子」さんは、数多くの著書もあり、国際舞台で活躍できる人材の育成をテーマに、大変活躍されています。

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渡辺謙さんと奈良橋さん、最強のタッグだった事でしょう。

ドラマメソッド(R)の効果と学習のポイントとは?

この「ドラマ・メソッド(R)」、大人から子供まで楽しみながら英語学習が出来そうですが、日本人であれば始めはちょっと照れ臭さがありますよね。自己表現力やコミュケーション能力等、表現する力も必要になってきますね。

その場にいる人たちの表情や状況、雰囲気、それらすべてを英語のセリフと共に脳にインプット、そして、実践でアウトプットの繰り返し!確かに、忘れにくく、とても効率の良い学習方法ですよね。

英語学習でのアウトプットは絶対の上達方法ですよね。しかも、四技能を使ってインプット、それに加え、表現力やコミュニケーション能力も鍛える事になるわけですから、本気でやりたい人にはいいこと尽くめですね。

それらの英語がいずれ自分の物になっていく過程は、楽しいと思います。

調べてみると、意外と日本でもこの学習法を取り入れている教室が意外と多いのですね。子供向けの英語学習方法として、また、企業の研修として、取り入れられているようです。これからは、あちこちで見る事もありそうですね。

英語学習には、実践と明確な目標が大事!

ラストサムライが話題になって、数年、ロサンゼルスに活動拠点を置き、”世界の渡辺謙”となったわけですが、その背景にはこういった努力があったのですね。

渡辺謙さんの英語学習法から学ぶことは、「しっかりとした目標があるからこそ続けられる!」

やはりこれだなと強く思いました!

漠然と「英語がペラペラになりたい」だけでは、なかなか続かないものです。
もっともっと具体的な目標をたてて、出来れば、逃げられない環境に身を置いてみることも有りかもしれませんね!

渡辺謙さんのように、一緒に頑張ってくれるコーチや仲間がいるとより力が入りそうですね。

渡辺謙さんのこの覚悟と努力は素晴らしいです。渡辺謙さんを見習って、「いつまでに何のために」という具体的な目標を掲げて、時にはストイックに、時には楽しく、学習していきたいものですね。

何歳からでも遅くない!(^^♪

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。